江戸川区花火大会 国内最大級の仕掛け花火【2019年8月3日】
江戸川区花火大会は国内最大級の仕掛け花火であり、また日本屈指の動員数をほこる花火大会でもあります。今回は、2019年8月3日(土)に行われた花火大会の様子とともに、江戸川区花火の魅力をお伝えします。
江戸川花火大会は10分ごとにテーマが変わり、各プログラムのBGMテーマに合わせて打ちあがる”ミュージック花火”です。
第44回江戸川区花火大会【2019年8月3日】
プログラム
1 いざ開幕!新生EDOGAWA花火!【7時15分】
2 遙かなる富士~波濤の彼方に~【7時25分】
3 阿吽~A・UN【7時35分】
4 虹色サマータイム【7時45分】
5 スペースアドベンチャー【7時55分】
6 こもれび~Sleeping Forest~【8時05分】
7 情熱のSPARK&FLASH!【8時15分】
8 新時代の夜明け【8時25分】
花火打ち上げ前の会場上空
打ち上げ前の空の様子。対岸は千葉県市川市。いくつか高層マンションの灯が見えるだけで会場周辺はかなり暗くなっています。
1.いざ開幕!新生EDOGAWA花火!
オープニングは江戸川名物の5秒間、1,000発花火!令和元年の花火大会の幕開けを彩り豊かな光の華が飾ります。(『江戸川区花火大会プログラム』より)
2.遙かなる富士~波濤の彼方に~
夜空を舞台に左右の花火が「阿吽の呼吸」で呼応する様子を日本の伝統花火「和火」と共にお楽しみください。(『江戸川区花火大会プログラム』より)
3.阿吽~A・UN~
夜空を舞台に左右の花火が「阿吽の呼吸」で呼応する様子を日本の伝統花火「和火」と共にお楽しみください。(『江戸川区花火大会プログラム』より)
4.虹色サマータイム
降り注ぐ太陽とキラキラ輝く水しぶき!七色の鮮やかな花火が爽やかに夏のひとときを彩ります。(『江戸川区花火大会プログラム』より)
5.スペースアドベンチャー
ロケットに乗り込んで宇宙を大冒険!銀河をいくつも越えた先に待つ異次元空間で新惑星を見つけよう!(『江戸川区花火大会プログラム』より)
6.こもれび~Sleeping Forest~
深緑の森でひとときの安らぎを…。木々の隙間から差し込む暖かく優しい光が皆さんを癒していきます。(『江戸川区花火大会プログラム』より)
7.情熱のSPARK&FLASH!
燃えるような紅とまばゆい閃光が江戸川の夜空を紅く熱く染め上げます!
8.新時代の夜明け
ラストを飾るのはカラフルな花火と夜空を埋め尽くす銀色のシャワー!眩しいほどの光の輝きが新たな時代の夜明けを照らします。(『江戸川区花火大会プログラム』より)
江戸川の花火を目で見たままの印象
上の写真はいずれも広角レンズによって撮影したものです。広角レンズなので、目で見えた以上のものを映しています。レンズを通してではなく、目で見たままの印象は下の写真のような感じです。目の前全体に花火が広がります。この距離から花火を見ることができることが江戸川の花火の魅力のひとつです。下の写真はカメラの後ろからスマートフォンで撮影しました。
花火の歴史
国立国会図書館ホームページには、以下のような記述があります。花火の元となる火薬は唐(中国)において発明され、その後イタリアにおける火薬・銃火器の発展を経て、1543年に種子島に鉄砲・火薬が伝来します。これを期に日本に火薬が広まり、その中から花火が発生しました。江戸時代には日本中に花火が広がり、庶民が花火を楽しむ様子は多くの錦絵(にしきえ)にも描かれました。
江戸時代の花火は(「和火(わび)」)と呼ばれる橙色のごく暗い光だったそうですが、現在の花火はリチウムやナトリウムをはじめとするさまざまな元素の炎色反応やアルミニウムやマグネシウムによる燃焼温度の上昇によって色鮮やかな色を実現しているようです。