2017年はカスリーン台風から70年目の年
1947年の9月、ひとつの台風が関東地方の1都5県に未曾有の大災害をもたらした。かの有名な“カスリーン台風”である。
利根川や荒川等の堤防が決壊し、床上・床下浸水は30万戸を超え、家屋の流出・倒壊は1万3000戸、犠牲者は1100人にも及んだ。
カスリーン台風から70年目の今年は、私たちが堤防決壊の記憶を忘れないよう、また水害の怖さをあらためて認識するような活動が国、自治体で行われている。
旧岩淵水門(赤水門)
荒川と隅田川の分岐地点にある旧岩淵水門(東京都北区)。
参考情報
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一番水位が高かったのは、昭和22年(1947年)のカスリーン台風時で8.60メートル(A.P.)
※A.P.とはArakawa Peilの略。東京湾霊岸島量水標零位を基準とする基本水準面。荒川、中川、多摩川等の水位の基準。
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以下は、カスリーン台風関連の資料が掲載されているサイトへのリンク。
省庁・自治体・独立行政法人
内閣府
関東地方整備局
- カスリーン台風
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