篠崎ポニーランドの歴史と風景
江戸川区のポニーランドは、1974年(昭和49)に区役所に届いた一通の「区長への手紙」がきっかけだった。
開園時のエピソードが『江戸川区政50年史』(江戸川区)の中で次のように述べられている。
「今の子どもたちの生活には潤いがありません。せめて公園の中に、馬と子どもが一緒に遊べる広場をつくっては」と書かれていました。動物とのふれあいが子どもたちの情操教育に大きな効果があると判断した中里区長は、要望に応えることを決定。さっそく、区の担当者による馬の専門家巡りが始まりました。なにしろ、今まで馬を飼育した経験のある職員は皆無。基本を学ぶため上野動物園や中央競馬会、遠くは神戸六甲山の神戸市営牧場まで訪ねました。
当初は、篠崎二丁目の江戸川大橋脇の河川敷にあったが、利用者の便を考えて1978年(昭和53)に現在の場所に移設している。
下の写真は40周年記念のパネル
【2016年3月】
小学6年生以下のお子さんは、ポニーに乗ることができます。
また、馬車は大人でも乗ることができます。