江戸川区のツツジを撮影(GW中は見頃)【2019年4月】
江戸川区の花はツツジですので、区内のいたるところでツツジを見ることができます。街路樹としてのツツジが多いですが、ここではツツジをゆっくり見ることができる場所を紹介します。
なぎさ公園 ツツジ山
「ツツジ山」は2017年に完成した江戸川区の新しい名所です。場所は「なぎさ公園」の展望の丘です。ツツジ山には約2,600平方メートルの面積に55種、約1万株のツツジが植栽されています。
>>>江戸川区公式ホームページ「ツツジの開花状況」(外部リンク)
ツツジの歴史
ツツジは日本原産の植物です。古くから歌で詠まれてきた花でもあり、長い栽培の歴史をもっています。江戸時代にはツツジ栽培がブームになり、栽培・品種改良が盛んにおこなわれました。。1692年(元禄5年)に伊藤伊兵衛は『錦繍枕(きんしゅうまくら)』を発行しました。これは世界最古のツツジ・サツキ専門書とされています。この『錦繍枕』5巻は「国立国会図書館デジタルコレクション」で読むことができます。
>>>「国立国会図書館デジタルコレクション」で読む(外部サイト)
江戸時代は、身分の上下や貧富にかかわらず、大名から町人や農民まで、生活の中で花や緑を愛し、植物に深い関心を抱いて、上手に育てるための技術をとても大切にしてきたそうです。
ツツジ山 ツツジの丘ゾーンと階段
小松川千本桜のツツジ
小松川千本桜の木の下のベンチ。桜が散ったあとは、ツツジの見どころとなります。
平成庭園のツツジ
行船公園内の平成庭園のツツジ。