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犬のしつけ方教室(江戸川保健所主催)に参加してきた 2018年5月

犬のしつけ方教室に参加してきた(2018年5月)

先日、江戸川保健所が主催する「犬のしつけ方教室」(場所:都立篠崎公園のドッグラン)に我が家の愛犬2匹と参加してきました。

犬のしつけ方教室の会場である「中・大型犬エリア」

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以下は、「犬のしつけ方教室」の案内(江戸川区公式ホームページ)。

犬のしつけ方教室~愛犬とのコミュニケーションを深める方法をお教えします
平成30年5月27日(日曜日)午後2時00分から午後3時30分

会場:篠崎公園ドッグラン(上篠崎4-5)
受講料:無料
講師:杉本恵子 先生(江戸川区獣医師会、南小岩ペットクリニック院長、東京都動物愛護推進員)

教室の概要
「無駄吠えする」「散歩のとき、引っ張られてしまう」
このような悩みをお持ちの飼い主さん、いらっしゃいませんか?

江戸川保健所では、以下の日程で愛犬と一緒に参加できる「犬のしつけ方教室」を開催します。呼んだら来る、お座り、フセ、リーダーウォークの基本しつけを習得できます。予約不要で当日、お散歩ついでにフラっと受講できますので、ぜひご参加ください。

午後2時開始だったので、ドッグランには午後1時半過ぎに到着。この日は天気が良く、気温もかなり高くなっていました。午後2時近くになると、大型犬、小型犬含め数十頭が続々集まってきました。教室は大型犬エリアで開催されるとのことで初めて大型犬エリアに入る。予想より参加する人が多い。飼い主のほうが多いような印象です。

参加者のみなさん

午後2時になり、主催者である江戸川保健所の方から挨拶と協力団体の紹介がありました。このとき、この教室はボランティアの方々の協力で開催されていることを知る。ドッグランの管理をいつもありがとうございます。

講師の先生の話

お座り、待て、呼び戻しがいかに重要なことか。緊急時に呼んでも戻ってこないと、いざという時に大変危険。基本となるしつけは犬自身の身を守ることにつながるというお話。そのために”しつける”ということ。災害時の避難生活でも役立つことになるとは考えさせられました。

基本

以下の3つを100%マスターすることが大切。

  1. オスワリ(落ち着いて話が聞ける。クールダウン。)
  2. マッテ(落ち着かせる。離れている時の危険回避。)
  3. オイデ(犬の命を守るために最も必要なこと。)

応用

基本の応用として以下のトレーニングができるそうです。

  1. 一緒に歩くこと(一緒に歩くことは楽しいと思わせる。)
  2. 拾い食い防止(物が落ちていそうな場所は飼い主に集中させて歩く。)
  3. 飛びつき(ごほうびとして「飛びつき(アップ)」を教える。)

先生の話の後、お座り、待ての練習。最初に、ボランティアの方が手本を示してくれた。手本の犬はさすが。しっかり飼い主のほうを見て、聞いている。

それから個々の練習開始。ボランティアの方が回って具体的にやり方を教えてくれました。実際に練習してみると、しつけができていないことを痛感。あらためて伝わっていないことが分かりました。

飼い主の呼び声に応えてくれる犬は、飼い主さんとの信頼関係がしっかり培われている犬ということ。逆にいえば、飼い主の呼び声を無視する犬はしっかりとした信頼関係ができていないそうです。

また、先生から犬が吠えたときの注意の仕方の説明もありました。まず、犬が吠えるのはそだけの理由があるから。それを考えること。そして、吠える対象と犬との間に体を入れて、「大丈夫!」という声をかけてあげることだそうです。

この練習後、「イス取りマナーゲーム」がはじまる。
これは、「スタート」→「フープの中又は近くでオスワリ・マッテ」(ここでボランティアさんにリードを渡す)→飼い主が椅子に座り、名前を呼ぶ。来たら、オスワリ、マッテをさせる。→「スラロームでジグザクに歩かせる」→「バージャンプ」→「ゴール」となる。

「イス取りマナーゲーム」の様子

犬のしつけ教室 篠崎公園ドッグラン

犬のしつけ教室

最後は、「だるまさんが転んだゲーム」
これは、鬼が振り向いた時にオスワリ、マッテしていない、または動いた場合はアウト。

感想

犬にとっての「オスワリ」、「マッテ」、「オイデ」は人間との生活のなかで、とても重要であることがわかりました。これからは信頼関係を構築していくよう、しっかりしつけをしていきたいと痛感した教室でした。江戸川保健所とボランティアの皆様、ありがとうございました。

犬の十戒

この教室に参加したあと、「犬の十戒」を思い出したのでメモしておきたい。以下はwikipediaより引用。

  1.  私の一生はおおよそ10年から15年です。あなたとの別れが最もつらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいてください。
  2.  あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。
  3.  私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
  4.  私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。
  5.  時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は十分私に届いています。
  6.  あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
  7.  私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです。
  8.  私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。
  9.  私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。
  10.  最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居た堪れない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。

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